椎名慶治 2nd Mini Album「I & key EN」2012.04.11 Release BSCL-0006

  • 「I & key EN」

    「I & key EN」 合縁奇縁、相縁機縁、愛縁機縁(あいえんきえん)と言う四字熟語。
    その漢字のバリエーションはいくつかあるみたいで、上の漢字全て間違いではないらしいです。
    意味は「人と人との気心が合うも合わないも、不思議な因縁によるもの」って事で、簡単に言うと「縁」とか「絆」とか「敵」とか「仇」的な意味合いと俺は受け取っています。
    そう、良い意味合いだけではないこの言葉にリアリティを感じるというかね。
    キレイゴトだけじゃやっていけないのはこの年齢になると痛いほど痛感させられてきましたから、だからこそ切っても切れない縁ってものも更に強く感じるようになりました。
    そんな時に信頼している人が「あいえんきえん」って言葉を俺に投げかけてくれまして。
    その響きと意味に「いいな」って思ったのがキッカケ。
    そこから漢字4文字のアルバムタイトルでも良かったんですが冒頭の通り何パターンもあって漢字が定まらないと言うオチもあり(笑)、造語というか、英語を当てはめてみたら、俺のデビューミニアルバムである「I」だったり、「EN」なんてSURFACE時代に馴染み深い言葉だったりのキーワードが散りばめられてるような文字列なったのがあって、更に「あー!!これアルバム名にしよ!!」ってなったわけです。
    逆に漢字が定まってなくて良かったー(笑)。
    当初違うアルバム名を仮で付けてはいたんですけど、スタッフ満場一致で「こっちのほうが良いよ」って。
    「I」が聴かせたい俺で、「key」が聴きたいって思ってくれる貴方。
    互いが求め合うから「EN」になる。
    す、素敵やん・・・
    「I & key EN」にはそんな思いを込めています。
    感謝を忘れず、変わり続ける事を恐れず、今の自分をちょっとだけ表現したアルバムです。
    全てを表現するにはミニアルバムでは足りませんでした(笑)。
    なので次回はフルアルバムでその時の自分をたっぷりと表現したいなと思います。
    まずは是非「I & key EN」に触れてほしいなと、そして折角こうやって出会えた縁を忘れないでほしいなと。

    椎名慶治

  • 01.「年齢不showtime w/ZERO」

    当初はアルバムのイントロダクションみたいなラフな曲を作るつもりでいた筈。
    イメージとしてはファーストミニアルバム「I」に収録されている「I」な感じと言うか。
    「I」を持っていないって方はこの機会に是非購入の検討を(笑)。
    あの時はヤマが鎖骨を骨折しながらアコギを弾いていたのが印象的でした(笑)。

    「ベースリフを延々弾け!」そんな事をヤマに言った事から始まったこの曲。
    俺もヤマもちょっとインスパイアされた曲があって、それは他の楽器だったんだけど、やっぱり延々リフを弾いていて、それをベースでやったらカッコイイに決まってるじゃん?みたいな感じで。
    当初からアルバムの1曲目っていう名目で作っていたわけで、この曲が1曲目になったのは必然だったわけですが、まさかここまでしっかりした展開のある曲になるとは当初の予定とは違うかも(笑)。
    リリックに関してもそんな「オープニング、スタート、ライブ感」をテーマに書いたつもりで、書いてる途中でステージで歌う自分の姿が想像出来ました。
    「年齢なんて関係ないぜ!!」って言うね。
    「盛り上がった奴の勝ち!!上下関係とかそんなもんねぇよ!!」みたいなね。
    ZEROを起用しようとしたのもそんなリリックが相まって、ライブ「RABBIT-MAN」でのZEROとのパフォーマンスを思い出したのがキッカケ。
    分からないって方はライブDVD「RABBIT-MAN」を見てください(笑)。
    持ってない方は是非ご購入を!!

    前回のレコーディング(「いっこずつ w/ ZERO」)の時同様にまた自分の歌うリリックやメロディは完全に作り終えた後に「隙間になんか入れて。カッコ悪かったらボツねヽ(*´∀`)ノ」って言う酷い先輩に負けずにラップ用のリリックを書き、そしてカッコ良いパフォーマンスを残してくれたZEROに感謝。
    俺ならそんな先輩殴りたいと思います。
    グーでね、えぇえぇ。
    そしてドラムには前回のアルバムでも大変お世話になったTRICERATOPSの吉田佳史さんをお呼びしたところ快諾。
    相変わらずのプレイ&トークを残していってくれました。
    ホント最高のプレイヤーですよね。
    何よりもスネアの音一発で納得させられるドラマーって凄いと思うんですよ。
    佳史さんもそんな一人。
    出会えた事に心から感謝!
    ギターには我らが友森昭一さん。
    ギターのアレンジに関して色々アドバイスをくださって、曲の輪郭がハッキリとしたし、更にエッジの効いた曲に仕上がりました。
    この曲に限らずいつもありがとうございます!!本当に感謝!!
    ライブでヤマがこのベースリフを延々弾いてるのをメンバー全員でステージに上がらずに袖で見てようか?なんて話が出たほどカッコ良いベース。
    まぁヤマからすれば「お前等さっさと出て来いよ!!」って感じでしょうけど(笑)。
    皆さんもそこに一番注目して聞いてもらいたいですね。
    ヤマに最大の感謝を。
    あ、そんなに弾いてたら指つるよ(笑)。

  • 02.「はないちもんめ」

    新しさより懐かしさが先にくる世界観かも?とは思います。
    このノリ、正確にジャンル分けをすると一体なんてジャンルなのかは知りませんが(笑)、ガキの頃から親しみのあるノリでヤマに「こういうノリの曲作りたい」ってリズムパターンから作っていった曲。
    その懐かしさを更に色濃くしてるのが「はないちもんめ」ってタイトルだったりするかも知れませんね。
    ちょっと甘酸っぱい歌詞なんですがあんまりラブソングっぽくないっていうかなんていうか(笑)。
    だけどそこがとても気に入ってる部分でもあるわけで。
    結局言葉遊びと言うか、ストーリー性よりも面白さを押し出す形に落ち着きました。
    昭和50年生まれの俺には親しみのある「はないちもんめ」って言葉がサビの頭のメロディと同時ぐらいに浮かんでしまって、それからそれを拭う事が出来なくなりまして(笑)。
    俺の住んでた地域では「はないちもんめ」は最後ジャンケンをして勝った方が欲しい子を奪うってのがルールだったんだけど、地方によっては引っ張り合いをするだけ、イコール力が強い子がいるチームが勝つっていう更に強引なルールがあるらしいですね(笑)。
    まぁ多くの地域では俺と同じルールらしいのできっとそれなりに全国共通で意味は通じる歌詞なんじゃないかな?って思ってます。
    ダメですかね(笑)?
    リズムパターンとメロディが完成した後、歌詞を書き上げ、最後の最後にギターアレンジをしていった曲で、ここでも友森さんのアイディアを沢山いただきました。
    とくにイントロのリフは友森さんなしでは絶対生まれなかったリフ。
    口頭での説明なのにそれをしっかり具現化してくれる友森さんのキャリアとセンスに脱帽。
    こういうシンプルなアレンジって実は難しいんだよなぁって制作しながら感じてましたが、素晴らしいミュージシャン達のおかげで最高のアレンジに仕上がりました。
    これぞまさに他力本願(笑)。
    いや合縁奇縁!

  • 03.「お節介焼きの天使と悪魔と僕」

    ぶっちゃけ「シングルになり得る曲を作ろう」って言うテーマで作った曲。
    シングルってそのアーティストの中でも一番外面の曲だって思うんですよ。
    大衆性があり、普遍的だったり、キャッチーだったりとね。
    そして歌謡曲だよねやっぱ。
    歌謡曲大好きです。
    初めからそういう事を意識しながら作っていきました。
    あ、そう言えばこの作り方って「I Love Youのうた」と同じです。
    俺の中での定義がブレてない証拠にもなりますね。
    そして、完成したこの曲を聞いた時に「こういう曲が作れなくなったらヤバイなぁ」って本気で思いました。
    アーティストとしてね。
    「分かる奴だけ分かりゃいいんだよ!!」って言う割り切り型の作曲方法、スタンスも嫌いなわけじゃない。
    だけど、それはこういう歌謡曲を作ってるからこそ言っていいんだろうなって俺は思うわけです。
    何が言いたいかと言えば「俺が歌ってなかったらこの曲売れそうだろ!!」って言うぐらい良い曲だよねって事(笑)。
    くそぅ!自虐的!
    メロディーを作った時点で既にキャッチーな曲だなって思ってはいたんだけど、それを磯貝サイモン先生にアレンジをお願いしたら更に喰いつきの良い、耳馴染みの良い曲に仕上がりまして。
    流石だなぁと。
    ノッてる男は何かが違うね。
    本当に耳に残る素敵なアレンジだなと。
    サイモンありがとう!!
    ただもうちょい早く仕上げてくれると助かる!!これマジで(笑)!!
    ギターには友森さんも参加してくれて更にエッジの効いたサウンドに仕上がったと思います。
    イントロとエンディングに一見脈絡なく入ってくるアルペジオがこの曲を更に深みを出すスパイスになってる気がするんですよね。
    あ、俺の案ですけどね(笑)。
    そしてギターソロはサイモンが弾いています。
    友森さんとサイモンの共演も聞き所かも知れませんね。
    歌詞に関しては自分のダメ人間っぷりを肯定したいが為の歌詞だなって思ったり思わなかったり(笑)。
    そうなんですよ?
    椎名慶治基本ダメ人間ですからね?えぇえぇ。
    尻叩かれないと動きませんからね?えぇえぇ。
    貴方もたまにはダメ人間でいきましょうよ。
    毎日神経すり減らしてしっかり者を演じる必要はないんだぜ。

    ね?

  • 04.「I Love Youのうた」
  • 05.「I’m a サラリーマン」

    2011年の椎名慶治はラビットマン。
    2012年の椎名慶治はサラリーマン。
    だったら来年はなんなんでしょうね(笑)。
    曲のモチーフはまた俺の漠然としたテーマから。
    この曲は「スカ!」だった。
    それを俺とヤマで構築していったらこういう曲が生まれるんですね。
    最終的に強烈に裏のリズムを感じるわけではないけど、良く聞くとスカっぽい(笑)。
    エセスカとでも名付けましょうか。
    途中は完全にスウィングジャズだし(笑)。
    今回もホーンアレンジを中西亮輔さんにお願いしました。
    相変わらずお洒落なフレーズで欲しいところにスッときてくれる感じが最高です。
    いつもありがとうございます!!
    これまで何度もお世話になっているのにいまだに直接お会いした事がないっていう、奇跡の人です(笑)。
    ここまで来たら会わないほうが面白いとさえ思ってしまってます。
    フェイスブックなどでは絡むんですけどね(笑)。
    そんな中西さんが奏でるホーンセクションをあまりにも気に入って自分のコーラスを下げたぐらいですからね。
    「あぁ自分の声うるせぇ!!」って(笑)。
    ベースラインも秀逸。
    4ビートってこんなにカッコ良いのねって気付かされた。
    ヤマのベースラインは本当に個性的で、ここまでベースに耳をもっていかれるプレイをするプレイヤーってあんまりいないんじゃないかなって。
    良い意味で主張が強い。

    歌詞に関しては最初っからサラリーマンを題材にしてた。
    なんか椎名慶治のアーティストの立ち位置をサラリーマンに置き換えたら?みたいな感覚を楽しんでいたんだと思う。
    だから妙に感情移入しちゃって「ぜってぇ負けねぇ!!」って励まされちゃったりして(笑)。
    「後輩に追い抜かれ」って磯貝サイモンとかZEROとかに追い抜かれたって意味じゃないからね!!そういう意味じゃないんだから!!負けてないんだから!!
    何を隠そうこの曲に出てくる会社の設定は1stフルアルバム「RABBIT-MAN」に収録されてる「バレちゃいけない」で出てくる会社と一緒という裏設定がある。
    だから「RABBIT-MAN」を持ってない人はこの機会にご購入を(笑)。
    トリビアだね!!
    どうでもいいとか言うなよ!!
    社長秘書はエロくなきゃ嫌です!!キリッ(`・ω・´)

  • 06.「Giant Step-SHIINA ver.-」

    仮面ライダーフォーゼのエンディングテーマである曲。
    May'nちゃんとスーパーボーカリスト椎名慶治様によるユニット、Astronautsの曲をリカヴァーしたわけですね。
    キッカケはMay'nちゃんが「Giant Step-May'n ver.-」を制作するって噂を聞いた時です。
    「だったら俺もやりたい!!シュウちゃん俺もやりたい!!」って(笑)。
    たまたまMay'nちゃんのリリースタイミングと自分のリリースがそこまで離れていなかった事もあり、きっと面白いって思ったからですね。
    鳴瀬シュウヘイ先生に「あ、1つだけ。May'nちゃんのver.よりカッコ良いアレンジにしてね(‘∀`)?」って電話をしたのは内緒です。
    原曲よりも少しキーを上げた形、原曲より少しロック色を強くした形になり、更に椎名慶治色を強めてくれたアレンジ。
    ソリッドで疾走感があり、「あ、鳴瀬シュウヘイだ!」って感じです(笑)。
    こういうアレンジにはAYANOのギターが良く合います。
    AYANOありがとー!!よく聞くとこまっかく難しい事色々やってるよね(笑)。
    またシュウちゃんからいじめられたんだろうなぁって垣間見えるギターが愛しいです。
    俺の声との相性も原曲より更に良くなったと思ってます。
    やはり男女のユニットで歌う為にはバランスを取らないといけないし、一人ではそんなバランス考えないでいいんだから当たり前だって言われればそれまでですけど、そんな簡単にいくもんじゃないよ!!(誰にキレてんだ)
    鳴瀬シュウヘイ先生の同じ曲を3回もアレンジをするという、しかもその全てが違う色をしてるという技量、センスに乾杯。
    並べて聞いたらホント脱帽するよ。
    なんて引き出しの多い人だと。
    May'nちゃんよりカッコ良いかどうかはリスナーに決めてもらう事なんでなんとも言えませんが、俺は自分のバージョンも気に入ってます。(もちろんMay'nちゃんバージョンも)

    実はこの曲の歌録りの数日前から近年稀に見る忙しさで、しかもその全てが喉を酷使するものだった事もあり、歌録り当日は喉の調子がすこぶる悪いという状況に。
    ディレクションの手伝いに来てくれたシュウちゃんには迷惑をかけまくりました。
    今回のレコーディングそんな事の連続だったのですが、その中でもホント1番辛かった。
    もう体から絞り出すように、だけど大事に歌った覚えがあります。
    だから愛着も強いです。
    仮面ライダーフォーゼを大好きな小さなお友達にも自信を持って「アストロノーツのお兄ちゃんかっこいいだろー!!」って曲に仕上がったと思います。
    是非息子さんがいらっしゃるお母様方はドヤ顔で聞かせてあげてくださいね。
    あ、ついでみたいになっちゃうけどAstronautsもまだまだ終わらないんで応援よろしくお願いします!!
    勿論日曜朝8時はテレ朝だよ!!

  • 07.「byte × bite」

    iPhoneのボイスメモにアカペラでサビのメロディを吹き込んだのがキッカケ。
    なんとなく自分が気に入ったメロディが頭で鳴ったのでそれをiPhoneに吹き込んで2ヶ月ぐらい寝かしといて改めて聞いた時(寝かしたと言うか完全に一回忘れてた)、「あ、この旋律好きだな」って思い、楽曲制作の最後のほうにヤマ宅に行きアカペラで歌って聞かせ、そこから二人でAメロ、Bメロを構築していった曲です。
    アカペラの時からアナログシンセとかギュインギュイン鳴ってるイメージがあり「アレンジをAKIRAくんにお願いしたい」と。
    ヤマと「AKIRAくんなら間違いないね」と。
    そして上がってきたアレンジに二ヤッとしたのは言うまでもなく。
    マイナー修正はさせてもらいましたが最初からAKIRA節炸裂というかね。
    こっちが求めてる以上のカッコ良さと壊れ具合に脱帽ですホント。
    今回もベースないよね(笑)。
    低音がないわけじゃないから気にならないけど、ベースがいない。
    そこがまたカッコ良いんだけどね。

    「定期的なアップロードで進化出来るわけじゃないぜ」からのフレーズ、あれは当初無かったメロディー。
    自宅で鼻歌でメロディを歌ったらカッコ良くなりそうなメロディが浮かんでしまいまして。
    急遽歌詞を書きレコーディング当日に当ててみたら満場一致で「あったほうがいい」って事になりまして採用したわけです。
    我ながらやりました。
    最後のサビのフェイクや追っかけコーラスなども毎度おなじみ当日アドリブ。
    作曲しながらレコーディング。
    絶対真似しちゃダメですよこんな制作方法(笑)。

    タイトルは「バイトバイバイト」って読むんですが、「byte」はデータの容量、情報の大きさを表す単位。「bite」は噛み付くって感じ。「デジタルに噛み付く」って感じの意味で受け取ってもらえれば嬉しいなと。

    ネット社会の今に噛み付いた歌詞って言うかね。
    実体験と言うか自分の身の周り、色んな人の話や、そのやりとり、そして起きてしまう抗争、そんなものをパソコンのディスプレイ越しに見てるとネットの便利さと裏腹に感情が置き去りにされてるような感覚を今でも時々覚えます。
    人を傷つける事に麻痺してしまってる怖さとか。
    よくそんな言葉書けるなぁって怖くなる時ありません?
    結局何が言いたいかと言えば画面の向こう側にいるのは心臓が一生懸命に全身に血を送り続けてる同じ人間だって言う事。
    忘れちゃいけないよね。
    そしてこれも一つの合縁奇縁ですよね。

    マイケルジャクソン好きが少し顔をだした曲だなぁって思います。
    気付いて欲しくて歌詞にマイケルの曲タイトル入れちゃったぐらいですからね(笑)。
    しかもプレッシャーに押し潰されそうな時期のマイケル。
    「Scream」の頃のマイケルのイメージ。
    分かる人だけ分かる情報ですいません(笑)。

    こういう曲今までなかったのが不思議なくらい自分で「俺らしい」曲だって思います。
    だからみんなには新鮮でカッコ良いって思ってもらえればいいなってアルバムの最後をこの曲に託しました。

    「I & key EN」是非楽しんでもらえればって思います。